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沖縄県宮古島市にあるBIRD整骨院のホームページです。 エコーを用いたケガの治療や、 オスグッド、 野球肘などのスポーツ障害、 産後の骨盤矯正から 慢性的な不調に対するケアや 分子栄養学アドバイスを行っています。
捻挫と見誤るケース(成人の場合) – 宮古島 BIRD整骨院

BIRDバード整骨院コラム&お知らせ記事

2019/07/24(水)

捻挫と見誤るケース(成人の場合)

先日来院した40代男性
足を引きずり来院しました。

足首は赤く腫れ、足をつくと痛みが強い

しかし、転んだり足を捻った覚えは無いという事です。

捻挫の場合、本人の自覚がなくとも軽く捻りが加わる動作で捻挫を起こすケースはあります。


だけど今回の場合何かおかしい・・



私「血液検査などでひっかかったは事は無いですか?」


患者さん「痛風があるけど、いつも親指だからそれではないと思います。」


私「そうですか~、そしたら炎症の状態とか動きを見てみましょうね。」

・・・・。

エコーで患部の状態を観察するとやはり内出血無し。。
腫れの状態から見ても、外傷性の腫れ方とはちょっと違う感じです。

とりあえず簡単なテーピング固定をして医療機関で検査をするようにお願いしました。


数日後に来院があり、医療機関にて「偽痛風(ぎつうふう)」と診断されたようです。




通常の痛風では、高尿酸血症(尿酸値が高い状態、7mg/dl以上)が続くことで
関節内に尿酸ナトリウム結晶が沈着し、それを白血球が異物とみなし攻撃して炎症反応が起きるという症状で、ほとんどが男性に多いそうです。
通常は足の親指の付け根で起きる事が多いですが、足首や手首などの大きな関節にも発作は現れます。


偽痛風の場合は、名前の通り「偽の」痛風という事ですが、痛風との違いは沈着成分が「尿酸ナトリウム結晶」か「ピロリン酸カルシウム結晶」かどうか、痛みも痛風発作ほどひどくはないようです。

「偽痛風」~MSDマニュアル家庭版HPより~


日々の業務の中で、整骨院では対応出来ないケース、または訴えとは別の疾患が潜んでいるケースに遭遇する場面があります。


ただ痛いからという訴えでこちらが安易に対応してしまうと、後で医療事故に繋がるリスクも高まります。


今回のケースを軽い捻挫と思って捻挫の治療を継続していれば、いつまでも良くならず逆に悪化させていたのかもしれません。また、捻挫の場合であっても誤った判断を行えば治りも遅れていきますし、反復性(クセの状態)の捻挫を残してしまう事にもなりかねません。

ですが、エコー(超音波画像診断装置)を用いることによって、手の感覚だけではなく、視覚的にも適切な判断が 出来るようになります。


組織の状態や内出血の有無・出血範囲・吸収過程(内出血が無くなっていく過程)を経過的に観察することによって、回復時期の判断、スポーツであれば治療からリハビリトレーニング~現場復帰までの的確な判断が可能になります。



第三の目「エコー」を武器に、BIRD整骨院は更に磨きをかけていきます!