2024/06/12 (水)
【脊柱管狭窄症】長年の下肢の痛み、足裏のシビレ・異物感が解消した理由とは・・・!?
カテゴリー:姿勢・骨盤矯正 宮古島 整骨院 急性腰痛、ぎっくり腰 美座療法 腰の痛み 自律神経・ストレス 足部の痛み・シビレ
おはようございます。BIRD整骨院です🤗
アウターゾーンへ抜ける道かも
今日のテーマは、
【脊柱管狭窄症】長年の下肢の痛み、足裏のシビレ・異物感が解消した理由とは・・・!?
脊柱管狭窄症
脊椎の中の脊髄のトンネルである脊柱管
その神経の通り道が狭まり脊髄を圧迫してしまい発症すると言われています。
症状としては、
腰から下肢の痛み ダルさ シビレ
歩くと痛みが増し、休むとラクになり
また歩けるようになる 間欠性跛行
という特徴的な歩行をきたします。
原因としては、
職業病 使い過ぎ 肥満 加齢 骨粗鬆症 ストレス
などにより、腰椎に過度な負荷が掛かり起こると言われています。
先日いらした患者さん
定年前のお歳ですが、バリバリ現役で現場仕事もされている方
5月下旬に来院されましたが、
先日めでたく5回目の施術で無事卒業になりました。
35年前に腰椎椎間板ヘルニアの診断を受け
60代になり、今度は島外の大きい病院で脊柱管狭窄症と診断される。
症状としては、
両下腿部の痛み 足底のシビレ 異物感
両肩の痛み があり、
これまで、ブロック注射を3回打ったが変わらず
最終的にはオペも視野に入れましょうとの事でいわれたが、
仕事も休めないので何とかそれは回避したいといことで、
マッサージ 筋膜リリース オステオパシー カイロプラクティック など
これまで良いと言われることはほとんど試してきたが
なかなか改善せず、
今回ネットで検索して来て下さいました。
脊柱管狭窄症の治療としては
投薬 ブロック注射 下肢のストレッチ
などが処方され、経過観察をみていき
最終的には手術が適応されるようです。
手術は、狭くなった脊柱管を拡げ神経の圧迫を軽減するための方法になりますが
手術をすれば全ての患者さんが解決するのかというとそうでもなく
予後はみなさん個人差があり
これまでの私の経験上ですが、
術後もそんなに変わらない・・・
しっかりリハビリやったけど・・・
ずっとこのままなんだろうか・・・
そういったケースも珍しくはありません。
今回、この方も同じような経過を辿ってきて
手術の前段階というところまで来ている様子でした。
・まず歩いてもらうと、両足裏にジャリジャリした違和感とシビレがあり横になっても持続している。
・寝ている時にふくらはぎが攣ってしまう
・首〜肩も上げると痛みがある
このような感じでした。
いつもブログでしつこいほど書いているのですが・・・
痛みや症状を追いかけるのではなく
まず何でそのような症状が出る状態になっているのか?
色々やってきても改善しないのは何でなのか?
まずそこから見ていくことを提案し、施術させて頂きました。
初回の施術で、歩行時の足裏のシビレは半分ほどになり
肩の動きもスムーズになりました。
この方にとって取り除くべき原因を一つ一つ除去してきた結果
5回目の来院時には、ほとんど気にならない
という程度にまでなったわけです。
細かいことは割愛しますが、
痛みや症状を追いかけてしまうとほとんどの場合
対症療法になってしまいがちです。
対症療法というのは、一時的には痛みや症状も緩和しラクになるアプローチのことです。
それで症状の戻りもなく、快方に向かえば問題ありませんが
しばらくするとまた・・・ というケースも少なくないわけです。
対症療法 と比較されるのが
根治療法 ということになりますが、
いわゆる根っこの部分 根本的な原因
そこが解決すれば、治癒に向かうとうことになります。
しかしこれもまた、時間が掛かったり
患者さんのカラダに大きな負担が掛かったりする場合も多々あり
なかなか一筋縄ではいかないような事もあったりします。
今回も、この方にとっての根本の部分を取り除くように施術を踏んできましたが
体への負担やストレスも一切なく
期間的には約3週間という短い期間で終える事が出来ました。
何が原因でそうなったのか?
回復が進まないのは何故なのか?
根本の原因は何なのか?全て特定出来たのか?
しっかり取り除けたのか?
これがちゃんと出来ているかいないかによって
患者さんの予後が大きく変わってきます。
毎回のことですが、改めて私自身も勉強になり
今回も施術を通して大事なことをたくさん学ばせて頂きました。
感謝
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