2024/07/27 (土)

【寝違え】朝起きたら首が回らない！こんな時どうすれば・・・！？

カテゴリー：宮古島 整骨院 急性腰痛、ぎっくり腰 肩の痛み 背中の痛み 首の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

今日のテーマは、

【寝違い】朝起きたら首が回らない！こんな時どうすれば・・・！？


朝起きると、突然首が痛くて回せない・・・

首筋や背中の違和感から始まり、翌朝起きようとすると首が動かない・・・

みなさんこの様な経験はありませんか？



いわゆる「寝違え」と呼ばれますが

一度寝違えると、激しい痛みと可動域制限が2〜3日は続くため

仕事に大変支障をきたし、心身共にダメージを食らってしまいます。

私も以前は何度も経験しましたが、

これ以上痛くならないのか・・・

果たしていつまで続くのか・・・

と、痛みと不安で精神的にも焦ります。




一般的には、

不自然な姿勢で寝たりすることで首に無理な負担が掛かり

首から肩にかけて急性の炎症が起き、

痛みや運動制限が生じられると考えられており

骨の異常ではないため、


まずは

冷湿布や抗炎症薬を飲んで安静にする

こういったことが通常の処置になるのかと思います。

先日いらした患者さん

１週間前にお風呂で髪を洗っていると、

背中にピキッ！！と痛みが走り

ジワジワ痛みが広がってきて、

翌朝起きると首が全く動かせない状態に。


整形外科で診てもらうと、首筋の炎症ということで

湿布と痛み止めをもらいしばらく経過観察ということになったそうです。

2〜3日経ってもなかなか良くならず、

仕事も休めないのでどうにかならないかということで

ネットで検索して来て下さいました。

お話を伺うと、

寝違えは何度もやってしまうらしく

以前通っていた整体では、

姿勢が悪く肩の筋肉が疲れやすくなっている。

デスクワークやスマホによってより負担が掛かっている。

などのアドバイスをしてもらい、

肩甲骨の体操　脇の下をほぐしたり

ストレッチや枕を変えるなど

セルフケアもしっかりされていたそうですが

今回もまたやってしまった・・・

という経緯があったそうです。

この寝違えの症状ですが

何かに似ていませんか・・・？？



そうです、

ぎっくり腰　急性腰痛　

の症状にそっくりですよね。

実はこの寝違えも、ぎっくり腰と同様に

首に防御反射が起こり、

首周りの筋肉が急激に過緊張を起こし

強烈な痛みで可動域制限が掛かってしまうのです。


動作をチェックすると、

下を向く動作　上を向く動作　左右を向く動作

全ての動作が痛みで首を動かせないため、

カラダも一緒についてくる様な状態でした。

ファーストエイドとして大事なことは、

まず防御反射を解除して首が動ける様にすること。

では、可動域制限を解除するにはどうするの！？　

ですよね。


実はこの制限を解除するには、

緊張した筋肉をほぐしたり

患部の痛みを抑えたり

肩甲骨や背骨の動きを操作したり

痛みや可動域制限をどうにかすることではありません。


防御反射が何で起こったのか？

カラダは何から防御するために緊張を起こしているのか？

何が回復を邪魔しているのか？


いつもブログで書いていますが、

この「何か」を見つけ出し

取り除いていくと、防御反射は外れていき

結果的に動かなかった首が動かせる様になり、痛みも急速に引いていくわけです。



この何かは人によってバラバラで

脳の問題

筋骨格の問題

内臓の問題

自律神経系の問題

◯◯の問題・・・

など、

皆さん色んな原因によって防御反射が起こっているわけです。



それを特定していき確実に除去していく。

それが、早期に寝違えが回復する方法になってきます。

今回の方も、

初回に施術で可動域制限は7〜8割改善し

少々痛みは残るものの、

首も大きく動かせる様になりました。



この　防御反射を外す　ということが

その場で寝違えをラクにする方法になり

それから、寝違えてもおかしくない状態の修正をし

根本的な問題の解決と再発防止になります。



まずは　防御反射を外す

覚えておくと良いと思います。

ご参考になれば。

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