2023/05/26 (金)

【足がつって眠れない】ストレッチ不足？水分不足？ミネラル？・・・その前に！

カテゴリー：宮古島 整骨院 足部の痛み・シビレ

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

梅雨晴れの中、大潮でベタ凪な景色が最高でした。

今日のテーマは、

【足がつって眠れない】ストレッチ不足？水分不足？ミネラル？・・・その前に！


先日いらした患者さん

夜中に足が攣って眠れない・・・

運動はそんなにしないけど、ふくらはぎは張りがあり硬くなっている感じ。

最近では明け方にも攣ることも多く、

日中でも何かの拍子に足がつりそうになる。


水分やマグネシウムなどの補給をマメにしたり

動画を見ながらフォームローラーを使ってふくらはぎのケアを続けていたが

その場はなんとなくスッキリするけど・・・て感じで

マッサージにも通い、ふくらはぎだけでなく

体全体のケアもしてみたが良くならず

ということで、以前のブログを見てくださって来て下さいました。

まず、歩行を見させて頂くとヒョコヒョコした感じの歩行で

足をかばったような歩き方になっていました。


仰向けで膝を曲げてもらい、

ふくらはぎを掴むように触ってみると

明らかに片方のふくらはぎが硬く、

軽くつまむだけでも苦悶の表情に。

まず、現在の状態を一通り把握して頂き、原因を一つ一つ探っていきました。

ふくらはぎが硬くなるのには色んな理由が言われており、

水分不足　ミネラル不足　運動過多or運動不足（どっちでもなるんかい！）

ケア不足　ホルモンや内臓器疾患からくる循環不全のものなど色々あったりしますが、

シンプルに、

ふくらはぎを縮ませて硬くなることで何かを守っている

という見方もあり、

その時間が長ければ、ふくらはぎは縮みっぱなしで疲労しますから

筋肉は硬直して硬くなり、それに伴って血液循環も低下します。

その結果として痙攣を起こすことがあっても不思議ではありません。



それが、「足がつる」という状態で

血流が悪い時に起こりやすく

特に体温の下がる就寝中や、朝方に起こりやすいというわけです。

ふくらはぎが硬くなってしまうのはあくまでも結果的なもので

そうなってしまう原因がそのままだと、硬いのをどうにかしても・・・

ってなってしまうわけです。

ならば、その原因が何なのかをちゃんと見極めて取り除くことが治療となり

足が攣ってしまうことの根本的な解決になるのでは？

ということになります。



簡単にいうと、

硬くなったふくらはぎをどうにか柔らかくしよう！

というのではなく、

ふくらはぎの筋肉が頑張らないでも大丈夫な状態にする　

ことが施術になります。

この方の場合は、

足首の関節　膝下の脛骨・腓骨を調整させて頂き

ふくらはぎをつまんでみても痛みが激減し、

「同じ強さでつまんでますか？」と聞かれたので

ご主人にもふくらはぎを触って頂き

柔らかくなっていることをようやく納得されました笑



なかなか良くならないふくらはぎの張りや痛み、足のつりでお悩みの方

こういった見方を持っておくのも良いかと思います。

ご参考になれば。

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