2024/09/30 (月)

【キンが入る】相手の膝が太ももに入り悶絶！・・・早期解決にはコレが大事！

カテゴリー：ひざの痛み 宮古島 整骨院

おはようございます。BIRD整骨院です🤗！（スマホを横にするとPC画面になります）

緑の稜線が断層になっています。

今日のテーマは、

【キンが入る】相手の膝が太ももに入り悶絶！・・・早期解決にはコレが大事！


サッカー、バスケット、ラグビーなどで良く見られるケガ

モモカン　と言うそうですが、

コンタクト系のスポーツで起こりやすいケガで

医学的には「大腿部打撲」「大腿部筋挫傷」と呼ばれ

相手の膝が太ももに入り、悶絶してしまうケガです。



ちなみに宮古島では、「キンが入る」「キンが入った」という表現で言われ

私も小さい頃から使っていましたが、何故キンなのかは今もって不明です笑



筋肉の　打撲　挫傷　挫滅

強い外力により大腿部にダメージを受けてしまい

強烈な痛みでしばらく動けず、立ち上がれなくなります。

ひどい場合は、

まともに足を使うことが出来なくなってしまうケースもあります。

対処としては、アイシングやサポーターなどで圧迫固定したり

電気治療などでケアしていく方法もありますが

なかには、

思ったより治りが良くない・・・

膝が曲げにくくなった・・・

足が固まって上手く走れない・・・

など、時間が経過しても治りが悪いケースもみられます。



先日いらした患者さん

2週間前に右太ももにキンを食らい悶絶・・・

前もやったことあるから、しばらく経てば痛みは引いてくるだろう

とアイシングやサポーターで処置をしていたが

2週経っても走ることが上手くできず

足が固まって動かしづらい・・・

ということで来て下さいました。



このモモカンを見ていく場合、

下肢に余計な負荷をかけないように安静にする

筋肉の損傷や軟部組織の炎症に対処していく

これも大切なことですが、

外力を受けた時の「ショック」

これがきちんと抜けているのか？

これも重要なポイントになります。

モモカンが入った時は一瞬動けなくなります。

これは想定外の大きな外力を受けたことに対してカラダが痛みと共に危機感を感じ

防御反応として筋肉を過剰に収縮させ、守るための反射が起こります。


この反射が起こることは正常な反応でもあるのですが、

防御反射が解除されず、収縮させることを持続させていたら

モモカンのダメージが抜けづらいだけでなく、

動きにも影響が出てしまいます。



なので、

モモカンを受けて予後が思わしくない場合は

先ずこの防御反射を解除することが重要になり

防御反射が抜けて普段の筋肉の緊張状態に戻ると

太ももの痛みの半減と、足の動き　膝の曲がりなどは復活してきます。


この方の場合も、モモカンのショックからくる防御反射を解除させると

膝の曲がりも良くなり、痛みも抜けてきたことを実感して頂きました。



損傷した筋肉や軟部組織も、無駄な筋緊張が抜けている方が再生しやすいですよね。

それは防御反射がしっかり解除された時点から始まるわけです。

打撲だからしっかりアイシングして！

筋肉のダメージだからしばらく安静に！

筋肉に負荷をかけないように固定して！

何度も経験しているからしばらくケアすれば大丈夫！


でも、

何かいつもと治り方が違う・・・

足の痛みが抜けない・・・

膝が曲げづらく思うように動けない・・・


そう感じる場合、

もしかしてモモカンで受けたショックからの防御反射が抜けてないかも。

そういったケースもあるということを知っておくと良いと思います。

ご参考にして下さい。

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