2022/07/06 (水)

【マラソンランナーのお尻の痛み】問題はお尻のインナーマッスル？？そこだけみていては！

カテゴリー：宮古島 整骨院 腰の痛み 足部の痛み・シビレ

おはようございます。BIRD整骨院です🤗
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気持ちが良いですね！！

今日のテーマは、

【マラソンランナーのお尻の痛み】問題はお尻のインナーマッスル？？そこだけみていては！


先日いらした患者さん

フルマラソンに出るのが趣味で、

毎日１時間は練習も欠かさない




３ヶ月前に、下り坂を走っていたら

急に腰からお尻　ハムストリングに痛みと張りが出て来た。

毎日走った後のストレッチは入念に行い、

練習量を落としているがあまり変わらない。




病院で検査を受けると

坐骨神経痛だからブロック注射をしましょう。　となりましたが、

できれば注射は・・・　ということで

マッサージや整体に１ヶ月ほど通ってみたが

ラクにはなってきたが、あと半分ほどは無くならない・・・


ということで、お友達の紹介で来て下さいました。

状態を確認していくと

ハムストリングを伸ばそうとする動きで

痛みがお尻から足にかけて出てくる。

坐骨神経痛の目安になるSLRテストで陽性な状態。




坐骨神経痛はというと、

お尻のインナーマッスルである

梨状筋の緊張によって坐骨神経を圧迫してしまう。

だから梨状筋を柔らかくしていこう！

骨盤を整えて、梨状筋・臀筋群の緊張をとっていこう！


そのために、骨盤の矯正　電気治療　マッサージ　ストレッチなどをこなしていく。

コレが一般的な治療になっていると思います。

まずはじめに、

坐骨神経痛が両側に起こることはまずありません。

ほとんどの方が、症状は左右のどちらか片側になります。



実は・・・

この中に、坐骨神経痛を解決していく大きな答えがあるんです。





走るということは、当然両足を使います。

両足を均等に使って走るわけです。



ここに、少しでも左右差が出てしまうと

何万歩と動かしていくわけですから、

走れば走るほど、左右差のストレスは蓄積され

疲労と緊張する場所は顕著に現れるわけです。




日頃、特に運動をしなくとも

例えば、家の中、職場、学校で

トイレに行く時何歩で行ってますか？



もし１０歩程度で行けるとしたら往復で２０歩

１日にトータルで１０回トイレに行くとしたら２００歩です。

３０日で６，０００歩です。

トイレだけでも最低限これだけの回数、自分の体重が

毎日左右の下肢に瞬間的にのっかるわけです。

ましてや走るとなれば、その何倍もの荷重×歩数がかかりますよね。




その結果として、坐骨神起痛になってしまうのであれば

解決していくべき場所は、坐骨神経　梨状筋　ハムストリング

だけではなさそうな気がしますよね！




治療をしてきて良くなってきたけど

後半分が残っていているのであれば

その辺が解決してないのでは？

ということで、

走るにあたっての左右差が出てしまっている場所を調整させていただくと

お尻からハムの痛み・緊張はなくなってきました。




こうなると、

歩くだけで足の運びが軽くなったことがその場で実感できます。

施術の最後に、

「ランニングシューズの靴底、左右で摩耗が違ってませんでしたか？」

と聞くと、

痛みがある方は、シューズ外側の減りが気になってました！

ということでした。




これで摩耗もなくなっていくと思いますが

靴底の摩耗がどうして左右差があったのか。

今回の坐骨神経痛は、

コレを解決していき、結果として症状がなくなってきたケースでした。

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