2021/07/07 (水)

【圧迫骨折後に坐骨神経痛？】骨はくっついたのに痛むのはナゼ・・・？？？

カテゴリー：宮古島 整骨院 腰の痛み 足部の痛み・シビレ

おはようございます。
BIRD整骨院です。
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出勤前に少し泳いできました。

内地に住んでいたときはこんな事あり得ませんでしたが、

こういう環境があるのは本当に感謝ですね。


宮古島は、市街地からちょっと離れるとジャングルになります笑

というわけで今朝の一曲は、

Jack Johnsonで、「Taylor」
⇨https://youtu.be/tScujMUEoYA







今日の話は、

【圧迫骨折後に坐骨神経痛？】骨はくっついたのに痛むのはナゼ・・・？？？



先日いらっしゃった５０代の患者さん

ここ２年で2回、腰の圧迫骨折をして

それ以来、腰の痛みがひどく左のお尻まで痛くなってきた。

寝返りするときや、長時間立って作業をしていると特にツライということで

ご主人の腰痛が良くなったのもあり、ご紹介で来て頂きました。




最初の骨折は、２年前にご主人とクーラーボックスを持ち上げようとした際　

ゴキっ！とイヤな音がして、

最初はぎっくり腰だと思っていたそうですが、

調べてみたら腰椎の圧迫骨折だったそうです。

そして、去年２度目の骨折・・・



治療は、保存療法でということで

コルセットで固定

痛み止めやカルシウム剤の処方　１ヶ月のリハビリ



骨折も問題なくくっついて、最初の方は調子良かったそうです。

骨密度も問題なく骨粗鬆症とかでもなかったそうです。




骨折の場合、

骨がくっついたから大丈夫！

でもまだ痛い・・・



そういうことが多かったりします。





当然、骨が折れたのですからその骨が骨癒合し再生させることは非常に大切です。

固定除去後のリハビリも拘縮を取るために避けられないことです。

このふたつがうまくいっても痛みがなくならない・・・

それは、　【　腰の機能　】　が戻ってないから。




骨と骨との位置関係

骨と骨との連動性

簡単にいうと、腰やカラダが機能的に動けているのか？




骨折をしてしまうくらい大きな外力がかかっているのですから

腰の機能だって崩れてしまうのは何となく想像つきますよね！



でも骨折の場合、

折れた部分をどうにかしなくては！！！

という壊れた部分に対してフォーカスしがちです。



腰の機能が下がってしまった場合、

そこをフォローするために

他の部分に負担がかかったりすることも多かったり

その逆のパターンも多かったりします。

この方の場合は、ちゃんと治療もして骨もくっついたのに・・・

「このままでは・・・」と不安になったということでした。




立った姿勢や、歩行を見させていただくと

腰に負担がかかりやすい、分かりやすい歩き方になっていました。


なぜ、骨粗鬆症もないのに2回も同じように骨折するのか

骨がくっついてもいつまでも腰の痛みがなくならないのか


その問題となっていたのは、




足関節とアキレス腱






足首の機能低下を腰がフォローし続けた結果、

腰に過剰な負担がかかり

最終的に腰椎を圧迫骨折する要因に至っていたわけです。



そうすると、いくら腰をケアしても良くならないのは

何となく想像つきますよね。

原因は足元なんですから。

でも、足首が痛いわけではないので本人は分かりません。






足首やアキレス腱のアライメントを正しく整えると

寝返ってもらっても痛みもなくなり

歩いてもらうと、

「すごく歩きやすいです！　腰の重さもありません！！」

「足が原因だったんですね・・・」

って理解して頂けました。





ケガをした後から調子が悪い・・・

固定も取って患部は良くなったはずなのに・・・

そういった場合、ケガした場所は良くなったけど

まだ機能は低下したまま・・・！

という黄色信号の場合もありますので

参考までに。

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