2024/06/04 (火)

【野球肘】肘関節内側の痛み、最短で回復するためには・・・！？

カテゴリー：スポーツ障害 宮古島 整骨院 美座療法 肘の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

患者さんから頂きました。ありがとうございます。

今日のテーマは、

【野球肘】肘関節内側の痛み、最短で回復するためには・・・！？


成長期の肘の痛み

特に肘関節内側に多くみられ、

内側上顆骨端線離開（リトルリーグ肘）　内側上顆炎　など、

投球障害を起こしてしまう育成世代の選手に多いスポーツ障害です。


痛みで数ヶ月投げれていない・・・

治療にも通ってしっかりケアして安静にしてたけど

今だにちゃんと治りきらず、思い切り投げれない・・・

こういった経緯で来られるケースが多いです。



野球肘や内側上顆炎については、ネットにもたくさん情報があり

✅投げすぎ、球数の問題

✅フォームの問題

✅カラダの硬さ

✅成長期に高負荷をかけるから

✅インナーが弱い

✅手投げになっている


これらが原因で、

・肘を休ませるためにノースローで！

・患部をしっかりアイシング　電気治療

・肘の動きをサポートするためのテーピング

・インナートレーニング

・フォームの見直し

これらが一般的な治療方法になっていますが

なかなか回復していかない・・・

長期間プレーができていない・・・

そういうケースも少なくありません。



そういった方法が悪いのではなく、

肘の痛み、炎症をしっかり解消していきましょう！

ということが落とし穴になっているようです。


もちろん炎症がある場所が気になるのは分かりますが

どうして野球肘になったのか？

その原因が残ったまま、患部の炎症を鎮める事をしても

焼け石に水で、復帰に結びつくような回復が起こりませんし

根本的な解決になっていきません。



先日いらした患者さん

小学校高学年の野球選手

3ヶ月前から右肘内側に痛みが出てきて

練習後はしっかりアイシングもしていたけど徐々に痛みが強くなってきて

整形外科で診てもらうと、野球肘ということで

２週間の安静と、前腕のストレッチを指導してもらう。

安静期間を終えて、軽いキャッチボール程度は問題なくなったが

いざ実践となり、試合に出るとやはり鈍い痛みが出てくる。

そんな経過があり、親御さんがネットで調べて来て下さいました。



話を聞いていくと、

特に球数が多いわけでもなく、投げすぎてもいない

フォームもチェックしましたが、特に手投げなわけでもない

片足立でバランスチェックをしましたが、グラグラしているわけでもない


痛みの状態は、

肘関節に外に開くストレスをかけると痛い・・・

患部を押すと痛い・・・

曲げ伸ばしすると痛い・・・

シャドーピチングをしてもらうと痛い・・・

そのような感じで、痛みは強い様子でした。



結論から言うと、

施術後にはこれらの痛みはほぼなくなり

思い切り腕を振っても痛みは出なくなりました。


この方の、

どうして野球肘になったのか？

その部分を細かく詰めていき、

特定できた要因を一つ一つ排除していった結果

最終的に痛みなく腕が振れるようになったわけです。

次回最終確認と、残った要因はないかチェックして終了になると思います。

何とか痛みを和らげよう！

このおかしい動きを修正しよう！

無駄な動きを制限しよう！

柔軟性をつけよう！

そうやってきても、回復していく結果が得られない場合

その方にとって、トゲになっている部分


コレが取り除かれずそのまま残ってしまっているかもしれません。



野球肘でノースローを余儀なくされている選手は

是非参考にしてみて下さい。

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