2024/06/15 (土)

【骨折後の痛み】骨はちゃんとくっついたはずなのに痛みが治まらない原因とは・・・！？

カテゴリー：スポーツ障害 宮古島 整骨院 指・手首の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

海の向こうにうっすら見えるのは石垣島です。

今日のテーマは、

【骨折後の痛み】骨はちゃんとくっついたはずなのに痛みが治まらない原因とは・・・！？


先日いらした患者さん

2月中旬に転倒して右手をついて受傷

病院でコーレス骨折と診断され１ヶ月間のギプス固定

１ヶ月後、骨折部の癒合を確認し固定期間終了


関節拘縮予防のため3月下旬からリハビリを開始

週一でリハビリを約１ヶ月半頑張ってきたが骨折後の手首の痛みは治まらず・・・

という経緯がありご紹介で来て下さった方です。


これまでの経緯を伺い、

手首の痛みを確認させていただくと

患部の圧痛　書写の動作　バッグを持つ動作　手首を回す動作

手を使う全ての動きで顕著な痛みがありました。



骨折しました！　
↓
オペ無しの場合
↓
保存療法にて整復後に外固定
↓
固定期間終了
↓
関節拘縮予防のため各種後療法、リハビリ
↓
リハビリ期間終了


一般的に骨折の予後はこんな感じで進んでいきます。

骨折しました！

固定しました！

骨はしっかりくっつき固定取りました！

リハビリしました！

頑張ってリハビリも終了しました！

さあ、競技復帰や日常生活にちゃんと戻って頑張ろう！


あれ・・・？？

何かおかしい・・・

骨もちゃんとくっついてリハビリもしっかりやったはずなのに・・・

実はそういったケース、少なくなかったりします。

西洋医学的な観点からみれば

解剖学的には患部の骨癒合はしっかり終わりキレイな状態に戻った

生理学的に見ても、骨や筋肉、血管や骨膜などの再生もしっかり出来て炎症も治ったはず

なのに痛みがなかなか取れないのは何でなの・・・？

現状としてそういう事になっているわけですが、

その場合、

それは回復するために何かが欠けていて

その　何か　がジャマをして回復を妨げていたりするんです。



その何かを特定し　取り除いていく

これが回復への一番の近道になり

これまでやってきた処置が最大限に生かされる方法にもなったりします。


そのためには何か特別なリハビリや、最先端の医療機器　トレーニングメニュー

こういったことを施すというわけではなく

安静期間の延長やリハビリの頻度を増やす　

ということでもなく

何か特別な事が必要というわけではありません。

今回の方、結論から言うと

痛みのあった動作や圧痛も初回の施術でほとんどなくなりました。

昨日１週間ぶり2回目のご来院でしたが

痛みの戻りもなく、仕事もすごくラクに出来ました！！

との嬉しい報告をいただきました。


今回この方に施したのは

回復するためにジャマをしている　何か

その　何か　を特定して取り除くことを施術として行いました。

その結果、１ヶ月半も停滞していた状態が

１週間という短い期間で痛みが解消したわけです。



痛みや不調を抱えた時

どうしてもそれを取るため、痛みをどうにかしなければ！

少しでも和らげるために消炎鎮痛！緩和処置をしなければ！！

疲労して凝り固まった筋肉を緩めなければ！

当たり前ですが、誰しもそうなりがちです。


それはある意味間違いではありませんが、

それだけに固執してしまうと・・・

非常に大事な部分を見落としてしまい

この方のような経過を辿ってしまう事も少なくなかったりするわけです。

骨折やケガの後うまく回復していかない・・・

何にでも言える事ですが、なかなか改善しない場合

何が原因で回復が進まないのか？

そこを見つけていく事も早期回復するためには非常に大事な要素となりますので

お悩みの方はアタマの片隅にでも置いておくといいかもしれません。


参考になれば

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タグ: ケガ, 宮古島, 整骨院, 骨折