2024/09/19 (木)

【外くるぶしの痛み】腓骨筋の緊張を見ていく前に大事なこととは・・・！？

カテゴリー：スポーツ障害 宮古島 整骨院 足部の痛み・シビレ

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

最近こんなこともあるんだね〜！

っていう不思議な出会いがありました。感謝

今日のテーマは、

【外くるぶしの痛み】腓骨筋の緊張を見ていく前に大事なこととは・・・！？


先日の患者さん

一般の中距離走のアスリートの方で

今年5月に練習で走っている最中に足首に違和感を感じ

しばらくは様子を見ながら走っていたが

次第に違和感が痛みに変わり

外くるぶしの後ろ側を触ると痛みがあるスジがある。



足首を冷やしたり足首を回してストレッチなどもしてきたが

良くなる兆しがなく、整形外科を受診。

オーバーワークで腓骨筋の緊張から腓骨筋腱に炎症が出たのだろうということで、

炎症が引くまでは走ることは休んで安静にして下さいと指導してもらう。

しばらく走るのをやめていたが、

やっぱり走り出すと戻ってしまう感じ・・・


近くの整骨院や整体にも通い、

電気治療や運動療法、テーピング、走り方の確認などもしてきたのに

なかなか良くならない。

ということで来て下さった方です。

腓骨筋は、膝下の外側にある筋群で

長腓骨筋　短腓骨筋　第3腓骨筋　の３つからなり

つま先を下に下げる　足底を外側に向ける　着地時の足のバランスを取る

このような動作の役目を担っています。


腓骨筋に炎症が出てしまうということは

これらの作用に大きなストレスが掛かってしまっている。

つまり、腓骨筋に牽引力がかかっているため

必要異常な収縮が強いられ

その状態で足首を多用してしまうから。



単純にいうとそんな感じですが、

じゃ炎症を解決するために腓骨筋を緩めて柔らかくしていけばいいんじゃない！

というと・・・答えは30点です。


なぜなら、この方も今までそのようにケアを受けてきて

現状として腓骨筋の炎症は解決されていないわけです。

しかし良くならない現実があるということは、足りない何かがあるから。

それが、

なんで腓骨筋が収縮し硬くならなければならいのか？

ということなんです。

この理由が残ったまま、腓骨筋をほぐしたり伸ばしたり

テーピングでサポートしたりしても根本的な解決にはならず

何が腓骨筋の働きをジャマしているのか？

腓骨筋をケアしてきても良くならないのはなんでなのか？


まずこれがしっかり特定でき、修正・排除していくことが施術になり

腓骨筋の炎症も回復がスピーディになってきます。

今回の方も、

その　何で？　を見つけていき修正・除去していくと・・・

腓骨筋の各作用にストレスを加えても

ジャンプしたり、触ったりしても痛みはほとんどなくなり

2回目の施術で無事卒業となりました。





腓骨筋の収縮や硬さは

ストレッチ　物療　テーピングなどで処置するより

収縮してしまう原因を除去した方が、本来の腓骨筋の働きに戻りやすく

結果として、腓骨筋の炎症の早期解決に繋がっていきます。


是非参考にして下さい。

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タグ: スポーツ障害, 外くるぶし, 宮古島, 腓骨筋腱炎