2024/10/16 (水)

【野球肘】伸びなかった肘が伸ばせるようになった理由とは！？

カテゴリー：スポーツ障害 宮古島 整骨院 肘の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗（スマホを横にするとPC画面になります）

宮古島も涼しくなってきました。

今年はサシバの声がほとんど聞こえないような・・・

今日のテーマは、

【野球肘】伸びなかった肘が伸ばせるようになった理由とは！？


先日いらした患者さん

野球部の選手で、２ヶ月前に肘の内側が痛くなり

特に投球動作での痛みが強く、肘をまっすぐ伸ばすことが出来なくなり

整形外科で診察を受け、

３０日間はノースローで痛みが引くまで安静にして下さい。

ということで、１ヶ月はキャッチボールもせず安静。


しかしやはり肘の痛みがなくならず、

どうにかならないか・・・

ということでご来院下さった方ですが、

初回施術後には、しっかりシャドウでも腕が振れるようになり

２回目のご来院時には、軽く投げてますが痛みなく腕振れてます！

とご報告いただきました。




野球選手の肘の痛みというと

特に多いのが肘の内側の痛み。

成長軟骨部に亀裂や剥離を起こすケースもあります。

一般的に、投げ過ぎなどのオーバーユースが原因で肘に負担が掛かってしまう

と言われるスポーツ障害ですが、

野球肘を患う選手に多い共通点があり

手首を中心とした投球になっている選手に多く

投球フォームが手投げになっていたりするケースも散見されます。


リストに頼ることで手首を動かす筋肉が張ってしまう。

手首を曲げたり、グリップをする筋肉のほとんどは内側から始まる筋なので

肘の内側が常に緊張している状態になり

それでも投げてしまうため肘の内側にトラブルが起こるわけです。


では、どうすれば良いの・・・？というと



ここが肘の痛みを解決していくための大きな分かれ道になり

・手投げのフォームを修正する

・肘内側の炎症を鎮める物療をする

・体幹を強化してインナーを使って投げられるようにする

・ノースローで肘を休ませる

コレも決して悪いことではないのですが、

これらの方法を続けていると

肘の経過は非常に緩慢になってしまいます。

ご存知の通り、

走る　飛ぶ　打つ　投げる

全ての動作に共通することですが、

投球動作というのも全身を使っての連動した動きになります。

手投げになってしまうということは、

手首に頼らなければならない身体の環境になっているから。


連動した動きにブレーキをかけてしまうところがあり、

結果として手投げで辻褄を合わせるように投げているわけなんです。

ならば修正すべきは、

投球動作の連動をジャマしている場所の修正で

これが残っている限り、いくら安静にしたりケアを続けても

一時的に緩和はしても、治りは非常に遅くなってくるわけです。



それがどこなのか・・・？

そして、一番大事なのは

なぜそのような状態になってしまったのか？

原因の原因　根本部分　は何なのか？

それを探り出し、取り除いていくことが施術になります。



この患者さんも、

一連の流れでまず問題点を探り出していき

原因を取り除き、修正していくと

肘関節が伸ばせるようになって、腕も痛みなく振れるようになったわけです。


肘の痛みで長引いていたり、痛みがなかなか引かない方は

ご参考になればと思います。

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