2024/11/12 (火)

【タナ障害】バレーボール選手の膝の痛みが解決したワケとは！？

カテゴリー：スポーツ障害 ひざの痛み 宮古島 整骨院

おはようございます。BIRD整骨院です🤗（スマホを横にするとPC画面になります）

今日のテーマは、

【タナ障害】バレーボール選手の膝の痛みが解決したワケとは！？


タナ障害　内側滑膜ヒダ炎症

１０代〜２０代のスポーツ選手に起こりやすい膝のスポーツ障害で

膝関節というジョイントを包んでいる関節包という膜のような組織があり

特に内側の関節包の部分は解剖学的にヒダ状になっています。

この内側のヒダ状の部分は、　内側滑膜ヒダ　とも呼ばれ

この滑膜ヒダが膝蓋骨や大腿骨の間に挟まったり

擦れたりして炎症を起こすことで

痛みや違和感　不安定感　力が入りづらい　クリック音　

などの症状を起こします。

内視鏡で見ると、ヒダ状の部分が棚のように見えることからそう呼ばれているそうです。

先日いらしたバレーボール選手の学生さん

8月に練習中膝を痛め、それ以来膝の曲げ伸ばしに違和感があり

整形外科でタナ障害と診断される。


１ヶ月は練習を休み

保存療法にて、消炎鎮痛剤　湿布　で様子を見ながらリハビリを行いながら

スポーツ障害の得意な治療院で

物療　ハリ　筋トレ　マッサージ　などをこなしてきたが

痛みは落ち着いてきた感じだけど、10月から練習に復帰したら

やはり膝の曲げ伸ばしに違和感が強く、グラグラして力も入りにくい感じがする・・・

ということで、

今月に入り親御さんからご相談があり来て下さいました。




一般的な治療としては、まず保存療法が選択され

安静第一の下に

湿布　痛み止め　などの消炎鎮痛剤

超音波　温熱療法などの物療

運動療法　ストレッチ　筋力強化　などの理学療法が行われますが

ひどい場合は、関節鏡下でのオペが選択されるようです。

今回の方も、

練習は控えながら、これまでこのようなアプローチはしっかりされており

一定の効果も感じていたようですが、

練習に復帰すると、やはりまた・・・

という状況になってしまったわけです。

もちろん、発症起点があり痛めたわけなので

これらのアプローチも必要だと思います。


しかし膝をみていく前に、

そもそもなぜこのような状態になったのか？

もしかしたらケガの前からタナ障害を誘発するような状態になっていたのでは？

これらのアプローチでも回復が進まないのはなぜなのか？

そこからみていきましょう。

ということで説明させていただき、施術を行いました。



結論からいうと、

３回目の来院時には、膝の引っかかりや違和感も出なかったそうで

力もしっかり入り、練習も出来てます！

という報告をいただきました。



今回この方に施術として行なってきたのは・・・

滑膜ヒダをなんとか挟まったりしないように！

炎症を鎮めるように！

膝周りの筋をしっかり強化して！

ということではなく、

なぜ滑膜ヒダが挟まったり擦れたりしているの？

という部分にフォーカスを当て施術を行なったからなんですが

そのなぜ・・・？？

が、主に二つの要因によって影響を受け回復を妨げていました。



その一つは、

足の接地の問題

足の使い方が小指重心になり浮指になってしまい

身体の重心が崩れ、結果的に身体の連動が崩れ

膝に負担が掛かってしまっていた。

一つはその問題を修正すること。



そしてもう一つは・・・

ある事が大きく影響して膝に影響を及ぼしていました。

本人も心当たりがある事で、非常に驚かれていました。

それは、筋骨格　メンタル　ケガの状況　など・・・

医学的に推察できる要因以外の問題だったのですが

申し訳ありませんがここでは割愛させて頂きます。


これらの問題を解決し、３回目の来院時には違和感なくプレイ出来るまでになったわけです。

最終チェックと残った部分を調整して無事卒業となりました。

スポーツにケガはつきものですが

治療においても大きな進展が見られない場合

何かがジャマをして回復を妨げていることもあったりします。

時間をかけて希望を見出していくのも良いですが

ひょっとしたら意外なことが原因になっていたりすることもありますので

ケガの治りがなかなか良くない・・・

痛みは無くなったけど違和感が・・・


そんな場合は、他に何か原因があるかも・・・

なんて考えてみるのも良いと思います。



もう一つの要因、

気になる方は遠慮せず直接聞いて下さいね。

クリックすると説明ページにリンクします。
↓ ↓ ↓
▶️初めて受診される方はこちらをお読み下さい。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
BIRD整骨院
（０９８０）７９−０３１６《完全予約制》

お問い合わせ＆ご質問等ございましたら、下記のリンクよりいつでもご連絡下さい。
⇨お問合せフォームはこちら

タグ: スポーツ障害, タナ障害, 宮古島, 膝の痛み