2024/11/20 (水)

【シンスプリント】スポーツ選手のスネの痛みを解決するためにはどうすれば・・・？

カテゴリー：スポーツ障害 ひざの痛み 宮古島 整骨院 足部の痛み・シビレ

おはようございます。BIRD整骨院です🤗（スマホを横にするとPC画面になります）

今年もあと１ヶ月・・・。

今日のテーマは、

【シンスプリント】スポーツ選手のスネの痛みを解決するためにはどうすれば・・・？


シンスプリント　脛骨疲労性骨膜炎

特に走る競技に多いスネの内側の痛みを起こすスポーツ障害です。


先日いらした患者さん

バスケ部の選手で、シンスプリントかも・・・

と違和感を覚えたのが半年前

ふくらはぎ　後脛骨筋のストレッチをしっかり行い

練習後の患部のアイシングも手を抜かずやってきた。


一時期痛みも和らいだ感じだったが

ジャンプ　着地時にまた痛むようになり

週に３〜４回のペースで治療院に通い加療を続けるも痛みが引かず

ネットで調べて来て下さいました。

シンスプリントは、スネの内側に痛みが生じるもので

オーバーユース　後脛骨筋の緊張　地面からの突き上げ　扁平足　回内足

これらが原因と言われ、それぞれに対処するように

走ることを休む　ストレッチ　筋肉へのアプローチ　インソールで足底の接地をサポート

これらのアプローチがシンスプリントの対処になっていると思います。



経過が良い方もいれば、

なかなか思うように足の痛みがなくならない・・・

という選手もいて、長期にわたってシンスプリントに悩んでいる選手もいます。



シンスプリントを解決するにあたって大事なことは

患部の炎症を鎮める

後脛骨筋やふくらはぎの緊張を緩めることも大切ですが

スネの内側にストレスが掛かる足の問題を正常に戻すこと。

コレが出来ていないとシンスプリントの経過は鈍くなりがちです。

スネの内側にストレスが掛かる足の問題って何かというと・・・

膝から足首までは、2本の骨である　脛骨　腓骨　があり

この2本の骨と、土台である足関節が膝下から支えてくれています。

もし、この膝下の骨の関係性

つまりお互いの骨の位置関係が崩れた状態でバスケを頑張って続けていたらどうなるでしょう？

当然ですが、スネの内側の骨である脛骨や後脛骨筋にも負担が掛かり

炎症を起こすことも不思議ではありません。



コレらのことを見ていくと

消炎や筋緊張を緩めることも必要だと思いますが

膝下の骨の関係性が正しい状態に近づくことで初めて

シンスプリントにならなくて良い状態に戻りますし

今までやってきたことも最大限活かされるような状態になるわけです。

この状態がしっかり作れるだけで、スネの内側の痛みは引いてきます。



痛みがあるスネの内側の問題ではなく、

実は膝下の問題にもシンスプリントを解決していくカギがあるんです。



今回のバスケット選手の場合も、

膝下の関係性を修正していくと痛みがラクになり、ジャンプしても

患部を押しても痛みが激減しました。



でも、ここからが一番重要で

どうして膝下の調整をしなければならない状態になったのか？

コレが残ったままだと根本的な解決には繋がりません。

その場所を修正し再度動作を確認してもらうと

足が軽く、スムーズに前に振り出せる感覚も戻り

痛みだけではなく、機能的な問題もクリアしました。



シンスプリントでお悩みの方

痛みや筋肉の緊張をケアするのも良いいですが

シンスプリントになってしまう足の構造を見直せると

良い結果に繋がることもあるかもしれません。


ぜひ参考にしてみて下さい。

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