2023/12/12 (火)

【胸郭出口症候群】腕のダルさとシビレの症状、解決するために必要な事とは・・・！？

カテゴリー：宮古島 整骨院 腕の痛み、シビレ 自律神経・ストレス 頭痛・肩こり 首の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

朝日が最高でした！

今日のテーマは、

【胸郭出口症候群】腕のダルさとシビレの症状、解決するために必要な事とは・・・！？


胸郭出口症候群　

胸郭　つまり胸のカゴの事で、

肋骨に囲まれた「カゴ」が首に向かって細くなっていき

1番目の肋骨で終わる、ちょうど鎖骨のライン辺りが胸郭出口と呼ばれています。


この部分は、心臓からの太い動脈や静脈と

頚椎からの神経の束が鎖骨の下を通って腕に分岐していく場所で

何らかの原因で、この部分に圧迫や牽引がかかり

腕のダルさや肩こり、シビレの症状が起きると言われており

特に女性に多く見られたりするようです。



原因としては、

スマホやパソコンなど長時間の不良姿勢　

運動不足　睡眠不足　ストレス

女性に多いなで肩、いわゆる形状的な問題も影響する

とされているのが一般的です。

治療として選択されるのは、

鎮痛剤　ビタミン注射　マッサージ　ストレッチ　体操　装具　など


ですが、これらをしっかりこなしてきても

一朝一夕で良くなるということはほとんどなく

数ヶ月〜年単位にわたってお悩みの方も少なくありません。

先週いらした患者さん

40代の女性の方で

今年に入ってから右手のシビレをたまに感じる様になり

とりあえず様子を見ていたが、チクチク刺す様な痛みや腕のダルさが出現し

病院で検査してもらうと、　胸郭出口症候群　との診断

痛み止めとブロック注射を２回打ってもらったが症状は変わらず・・・


動画などを見ながらストレッチや体操などを頑張ってみたが

何となく緩和はするものの、やはり良くなる感じはなく

ネットで当院がヒットし来て下さった方です。

これまでの経緯を伺い

何が原因で回復できないのか、そこをみていき

そのジャマしている要因を取り除いていったらどうなるか

そこを見ていきましょう。

ということで施術の流れをご説明してからお身体を見させて頂きました。



初診時には、じっとしていてもシビレ感があり

握力も弱くなっていました。

肩を水平ほどまで上げると重くてそれ以上挙がらない。


この方の場合、初回の調整でこれらの症状は8割ほどなくなり

力もしっかり入る様になり、肩もストレスなく挙がる様になりました。


調整したのは２箇所

ひとつは、前腕の位置関係

肘関節から先の前腕の骨は　

尺骨　橈骨


この２本で構成されていますが、

この2骨の位置関係に問題がありそこをまず修正すると

肩も問題なく挙がり、シビレも軽減しました。

原因のひとつは、この前腕の位置関係が問題になっていたワケです。

残りのもうひとつは・・・

姿勢や骨格の形状的な問題ではなく

ある事がこの方に影響しており、それが主な原因となって症状として現れていました。

本人にも聞いていくと心当たりがあり驚かれていましたが

それはここでは割愛します。

週が明け、昨日２回目のご来院でしたが

症状の戻りもなく、久しぶりにグッスリ夜も眠れたと嬉しい報告を頂きました。

最終チェックをし、前回の残りの部分を取り除くと

症状はほぼなくなり、めでたく治療終了となりました。

肩や腕の問題というと、

頚椎や姿勢に何か悪い事が起こっているんではないか・・・

そう思ってしまうのが普通ですが、

決してそういった事が原因で起こるということでもありませんので


肩〜首〜腕　の症状で長らくお悩みの方は

是非一度ご相談下さい。

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