2023/06/03 (土)

【手根管症候群】ママさんの指の痛みの原因は◯◯でした！

カテゴリー：宮古島 整骨院 指・手首の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

台風一過のピーカンな宮古島です。

今日のテーマは、

【手根管症候群】ママさんの指の痛みの原因は◯◯でした！


台風前にいらっしゃった患者さん

小さいお子さん2人のママさんで

5ヶ月前から右手の人差し指〜薬指にかけてシビレがある。

キッカケは起床時に手をついて起きあがろうとした時から痛み始めた様子。


ガマンできる痛みだったので、時間が経てば良くなるでしょ〜

なんて軽く考えていたが、

フライパンを振るう時

洗濯機から洗濯物を持ち上げる時

お子さんを抱っこする時

日常生活の色んなシーンでも痛みやシビレが頻発するように。

整形外科で診てもらうと、

手根管症候群の診断

痛み止めと湿布、手首のサポーターを処置され

前腕のストレッチとなるべく手首に負担をかけないようにして

２週間の経過観察　ということでしたが、

まだお子さんも小さく、育児や家事もしなければいけない。


そんな状況で、なかなか手首を使わないわけには・・・

ということで、症状は変わらず。

接骨院や治療院にも通って、

温熱治療　電気治療　テーピングなどをしてもらったが

やってもらった時はラクになるけど、手首を動かすとやはり痛みはぶり返してしまう。

ということで、ネットで調べて来て下さいました。

手首周りのトラブルを引きずってしまう主婦の方、

その原因として

使い過ぎ　負荷をかけ過ぎ　普段からのケア不足

最近では、ゲームのし過ぎ　スマホの使い過ぎ

なんてことも言われています。


では実際に、

上記のような動作で手首のトラブルを起こしてしまうのかというと

そういう方もいるとは思いますが、

それに当てはまる方はほとんど手首のトラブルになっているでしょうか？



当然そんな疑問が出てくるはずですが、よく考えてみるとそんなことありませんよね。

ということは、手首にトラブルが起こる原因は違う何かがあるはずで

手首の状態だけではなく、手首がうまく使えなくなっている要因を見つけるべきです。


そういったお話から、

じゃあそれがなくなった時に手首の痛みの変化を見ていきましょう。

という施術方針を説明させて頂き、

最初に調整したのが　肩甲骨

そして手首を動かしてもらい痛みを確認してもらうと・・・

「痛みが減ってます！半分くらいです！」

でも肩甲骨が悪かったんですか・・・？？　というリアクション。



次に調整したのが、肘関節周辺

再度痛みを確認してもらうと、

「え・・・痛くないかも！あと1割くらいです！」

ってなりました。


この方の肩甲骨や肘関節が悪かったの？

というとそうではなく、

肩甲骨や肘関節が、手首の動き（機能）をジャマしていたからなんです。

ならばそれらを解除すれば、正常な手首の機能に戻り

回復ができる状態になるのでは？

ということです。

手首の痛みで、ちゃんとケアしているのにもかかわらず

症状が長引いてお悩みの方は、

手首の状態とケアに意識がいってしまい、

手首の機能を低下させている他の場所の存在をみていないからで

そういうケースは結構多く見られます。



手首のトラブルが長引いている方は、

こういった見方も頭の隅に入れておいて下さいね。

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