2024/01/17 (水)

【膝の痛み】歩くと痛む膝の痛みを解決したのは・・・！？

カテゴリー：ひざの痛み 宮古島 整骨院 足部の痛み・シビレ

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

冬ショット。

今日のテーマは、

【膝の痛み】歩くと痛む膝の痛みを解決したのは・・・！？


膝の痛みというと

半月板損傷　靭帯損傷　膝蓋骨骨折　膝滑液包炎　変形性膝関節症　など

ざっと挙げただけでもこれだけの傷病名があり、

膝の解剖学的な損傷や位置によって呼び名があり

炎症症状　損傷程度　によって診断名が付けられます。



先日いらした患者さん

3ヶ月前から右膝に違和感が出始め

しばらく様子を見ていたが、腫れぼったくなり歩くのも痛くなってきた。

病院の診察を受けると、

骨には異常はないのでおそらく靭帯を痛めているだろうとのこと

湿布を処方してもらい経過を見ることに。


１週間様子を見ていたが

歩くのがとても辛くなり、買い物に行くのも足を引きずる様な感じになってきた。

近くの整骨院に行きみてもらうと

何かの拍子に捻ったかもしれない　ということで

サポーターとテーピングをしながら電気治療を中心にケアしてもらう


週2のペースで1ヶ月ほど通うと何となく良い感じにはなってきたが

やはり歩いた時の違和感はほとんど変わらない・・・

横になっている時はそんなに痛みも気にならないが

体重をかけたり、歩き出すと痛みが出てしまう。


痛めた覚えもないのに何でだろう・・・

何か他に問題があるのではないか・・・

ということでネットで検索して来て下さった方です。

これまでの経緯を伺うと

✅膝を捻ったりぶつけたり、受傷原因らしきものは心当たりがない

✅膝の状態は検査では問題なし

✅膝に対してのケアはしっかりされてきている


これらを踏まえて膝の状態があまり変わらないということは

何か他の要因があるのでは？

その要因を探っていき、見つけたらそれを消去していく

施術の流れとしてその様な感じで進めていきましょう。

事前にそういったことをご説明させて頂きました。


まずお身体を見させて頂くと

やはり歩行動作で痛みが顕著に出ていました。

仰向けになって頂き、膝や股関節、その他の動作痛や可動域などを確認すると

痛みもなく、特に大きな問題はありませんでした。


実はこの方、ご自身でも仰られている様に

問題は歩行の中にありました。


その問題点を修正すると・・・

「体重を乗せても・・・違和感あまり感じません・・・！」

ってなりました。

修正したところは・・・

腓骨

スネの外側にある骨です。

膝下の骨は、脛骨と腓骨

そして足首から下の骨で支えられています。

これらの骨組みがガッチリ噛み合って初めて無理なくカラダが支えることが出来ます。



例えば、

お家を建てる時、土台である基礎の部分が

傾いていたり捻じれていたりすると

その上に建つ建物の部分は、当然ですが影響を受けるわけです。


カラダも支えるところは足裏から始まり

下腿部→膝関節→大腿部→股関節→骨盤

というふうに、

連動して支え合いながらカラダを運用しているわけです。


そのどこかで問題が起きれば、その前後にあるものにもその問題が波及していく事になり

この方の場合、それが　腓骨　に生じていました。

脛骨と腓骨の位置関係に問題が生じ

膝関節に負担がかかっていたケースでした。


大分端折って書いていますが、

この方の主な原因は下腿部の歪みだったということなんです。

「問題は膝じゃなかったんですね〜！」

とご本人も納得されていましたが、

こういったケースは珍しくはなかったりします。

膝の痛みで、注射をしたり水を抜いたり湿布を貼ったり

身に覚えのない痛みが急に出てきたり

膝のケアをしていてもなかなか改善しなかったり

そういった場合、何か他に問題があるのでは・・・？

そういった視点も持っておくと良いかもしれません。


ご参考になれば幸いです。

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タグ: 変形性膝関節症, 宮古島, 膝の痛み