2022/08/08 (月)

【お子さんの膝の痛み】器質的に見ていくより大事なこととは・・・！？

カテゴリー：スポーツ障害 ひざの痛み 宮古島 整骨院

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宜しくお願い致します。

今日のテーマは、

【お子さんの膝の痛み】器質的に見ていくより大事なこととは・・・！？


先週いらした患者さん

バレーボールを頑張っている女の子

２週間前から膝の痛みが気になり

ジャンプしたり　屈んだり　片足に体重を乗せようとすると痛みが強くなり

練習・試合はガマンしてプレーしていたが

日に日に痛みが増してきて歩くのもツラくなってきた・・・

ということで、お友達の紹介で来て下さいました。




これまでの経緯を聞いていくと、

特に捻ったり、ぶつかったりした覚えもなく

原因は良く分からないということでした。

でも今は歩いたり走ったりするとものすごく痛い・・・



病院で検査してもらったが、

半月板　靭帯　骨　には異常なく

少し炎症があるから安静にして様子を見ましょうということで

湿布を貼ったり、アイシングをしっかりしていたが

逆に痛みは増したような感じだったそうです。

まずは、

膝関節の靭帯損傷の確認

半月板損傷の確認

腫れ　圧痛　などの有無の確認

これらをチェックしましたがやはり異常は見られず

膝の状態はいたってキレイな感じでした。





しかし歩いても膝が痛いし、曲げても痛む。

膝の屈伸時に恐る恐るな動作になってしまう感じ。



実はこういうケース意外に多かったりします。

痛めるきっかけがハッキリせず、

検査でも特に異常は見つからず

見た目も腫れはなく、触っても痛くないのに

なぜか足を曲げ伸ばそうとしたり、歩いたりすると痛む。




こういった場合は、器質的な損傷を探したり

安静や、念入りに患部のケアをしていっても

良好な結果が得られることはまずありません。





ではなぜ痛みが起こるのか？

器質的に問題がなければ何が問題なのか？

というと、まず最初に上がってくるのが

機能的な問題　です。



膝の機能がスムーズに行えない要因

それがどこかに存在し、膝の機能をジャマしている。

膝の状態を回復させていくカギは、

それをまず見つけること。

そしてその要因をキチンと取り除いてあげることなんです。





これが今回のお子さんにも当てはまり、

膝にストレスをかけているのがどこなのか？

機能的な問題から見ていくと、

その修正で膝関節の痛みはほぼなくなりました。





この場合、一番良くないのは、

良好な結果が得られないにもかかわらず、

膝にフォーカスした施術・ケアを続けていくこと。

それでは症状を長引かせてしまうことにもなり、


良かれと思って・・・　とっている行動が、

実は逆の効果になっている場合も少なくないということです。





検査しても異常なし・・・

けど痛い・・・

そういった場合は、機能的な面からみていくと

良い結果が出ることもあるのを知っておくと

選手のコンディショニングにも大いに役立ちますので、

是非ご参考ください。

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タグ: スポーツ障害, 宮古島, 膝の痛み