2023/11/13 (月)

【突き指】治りが悪い方、曲がりが変わらない方は、コレが足りないかも！

カテゴリー：スポーツ障害 宮古島 整骨院 指・手首の痛み

おはようございます。BIRD整骨院です🤗

良い景色です。

今日のテーマは、

【突き指】治りが悪い方、曲がりが変わらない方は、コレが足りないかも！


このブログを読んで下さる方は、

何か書いてることが接骨院らしくないよな・・・

なんて思われている方もいるかと思いますが、

ちゃんと外傷（骨折　脱臼　打撲　捻挫　挫傷）なども対応しておりますので笑



外傷の患者さんはそんなに多くはありませんが、

先日いらした中学生のバスケット選手

2ヶ月前にバスケットボールを受け損なった際に指を突いて

右手の薬指を負傷。


痛みと腫れが強く、

病院の検査では骨折はないからということで

固定をして２週間は安静ということに。


ようやく固定も外れ、

自分でテーピングをしたり、拘縮した関節を柔らかくするために

お風呂で温めながら少しづつ動かしてきたが

痛みは引いてきたけど残りの痛みがなかなか取れず

関節周囲も太くなった感じ・・・

曲がりもやはり最後までしっかり握り込めない感じ・・・


このまま指の動きは戻らないのかな。

ということで、親御さんから問い合わせがあり来て下さいました。

指の突き指

なんとなく軽いケガって感じしませんか？

骨も折れてないし、突き指だからそのうち良くなるでしょ。って感じでしょうか。

ちなみに私の中高生の時代はまさしくそんな感じでした。

根性で！気合いで治す！　

同世代の方なら共感できますよね笑



ハッキリ言うと、指の捻挫（突き指）の施術は簡単ではありません。

最新の注意をもって行わないと

指の変形　痛み・腫脹の残存　指の機能障害

それらが残ってしまいます。

ちなみに私も何度も突き指を経験しましたが、

ほとんどの指は変形治癒してしまっていて真っ直ぐではありません笑　

突き指の治りが悪く困っている方は意外にいるんではないでしょうか。


突き指をしました。

内出血を防ぐためにアイシングをして

患部を守るために固定をする。

固定が外れたら徐々に馴染ませていく。

コレが突き指の対しての処置のイメージだと思います。


もちろん間違いではありませんが、

決定的に足りないことがあり

それが　整復　になります。


以前、足の捻挫でも整復については書いていますが、

足首を捻って靭帯損傷したなら

関節の中の位置関係に問題が発生している場合や

レントゲンには映らないレベルの微細骨折を生じていることも稀ではありません。

でもそれをそのままでアイシングや固定をしたら・・・


これと同じことが突き指でも言えるんです。



ボールに指を突いて、あらぬ方向に関節に外力がかかり

靭帯や軟部組織が損傷するわけですから

関節内も正常な状態なわけではないのです。

ですが、受傷してから早めの整復（関節の位置関係、断面を戻す）が出来ると

損傷した靭帯の傷口も合わさりやすく痛みも少なくなり

早期に治ることが出来るわけです。


では、

整復をしてこなかったら治りの悪い指はどうなるの・・・？

もちろん遅くなっても関節の位置関係から合わせていき

まずは指がしっかり曲がりやすい状態に戻します。

この時点で残っていた痛みは減ることも多く

手も握りやすくなってきます。

残っている関節の腫れは直ぐには引きませんが

時間ごとに腫れが引いてくることが多いです。



今回の患者さんにもこの整復操作を行うと

痛みも減り、指もしっかり握り込めるようになりました。


突き指だから何とかなるでしょ！

それくらいなら大丈夫だよ！

指は非常に繊細なパーツの集まりで、

突き指は治療者側も緊張するケガの一つです。


なので軽く考えず、

しっかりキレイに治れる手段を選択できるようにすることが大事です。


ご参考にして下さい。

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タグ: スポーツ外傷, 宮古島, 突き指