2020/11/23 (月)

【蹴られた後のスネの痛み】打撲は自然に治るはず？

カテゴリー：スポーツ障害

最近ブルースやジャズギターにハマっています。

昔からギターを弾くのは好きでしたが、

理論的なことはすっ飛ばしてきたので高い壁にぶち当たってしまい

ギターを弾くのが楽しくなくなった時期がありました。


しかし最近YOUTUBEで色んな人がレッスン動画を上げてくださるお陰で

「おっ、そんなことがあったのか！」と、新たな発見と気づきに触れ、

またまたギターの楽しさに気づいたところです笑


そんなこんなで、毎日楽しく好きなことに囲まれながらお仕事させて頂いています。


今日の一曲はシカゴブルースの巨匠マディ・ウォーターズの「Hoochie Coochie Man」です。

⇨https://youtu.be/e_l6A7krjrQ

今日の話は、

【スネの痛み】打撲は自然に治るはず？です

中学生男子、サッカー部所属

１週間ほど前試合中にスネを蹴られてしまい

痛みがひかないそうでお母さんと来院されました。



当初は腫れもあり打撲と思っていたようですが、

患部周辺には腫れや内出血も見られません。



エコーで観察したところ骨折やヒビは見られませんでしたが、

スネの筋肉を押すと強い痛みがあり、

歩いてもかかとを接地する際に痛みがありました。

通常この状態だと、一般的なセオリーとして安静、

アイシングやテーピング固定、下腿部のマッサージ、

ストレッチ、電気治療、湿布などが行なわれると思います。

もちろん骨折してないかどうか確認することはとても大事です。

折れていたらくっつけないといけませんからね！




ですが、そうじゃ無い場合は上記のような対応で

果たして良くなるんでしょうか？


私も以前は上記のような対応が当たり前だと思ってやっていた時期もありました。




ですが、残念ながらその対応で早期に良くなった事例を私は今まで見たことがありません。。。




患部周辺をマッサージ・・・

炎症が収まるまでガッツリテーピング！・・・

炎症のある場所を消炎するためにアイシング！・・・

痛みが治ったらバランストレーニング！硬いからストレッチ！・・・

選手たちは治るために素直に実行します。

実際、それらがいいのであれば早期に痛みはなくなって、

復帰しているはずですよね

結果10分程度の調整で、

歩行時の痛みや患部を押した痛みもほぼ無くなりました。





でも実はこれ、治したのはお母さんなんです。





お母さんに息子さんの体の動きを修正してもらうと痛みは激減しました笑




もちろん僕はサボっていたわけではなく、

ちゃんと治し方を教えてそれをお母さんが実践してくれたお陰です。




調整後、本人に患部を押してもらうと、

「痛く無い！」


足首を反らしてもらうと、

「あれ、痛く無い！」



お母さんは、本当に痛く無いの？？

とびっくりされていました笑


あとはお家でお母さんが残りを仕上げてくれると思います。





治るためには痛めている原因を取り除いてあげれば

案外あっさり痛みは取れちゃうことが結構あったりします。

雨漏りをして被害を受けているのは濡れた床ですが、

原因となっているのはどこが漏れているのかですよね。



いくら床を拭き取ったりバケツを置いたりしても

穴が塞がってなければまた雨が降ったら雨漏りしますよね。



それとおんなじで痛みのある患部にだけフォーカスしてしまうと、

いつまで経っても治らなかったりします。




今回もただの打撲だと思って、

テーピングやアイシング、マッサージなどの

セオリー的なアプローチをしていれば

２〜３週間は治らなかったでしょう。




ギターも一緒で、TAB譜やコード表ばかり見てたら上達しませんよね。違うか笑




でもきっとそんな感じだと思います。

～治るを本気で考える～
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タグ: サッカー, スネの痛み, 宮古島, 打撲, 沖縄